【写真】熊取平の芝養成地。広大な芝の離発着場。最高!
【写真】津軽芝生の作業現場。要請された芝は切り、剥がし、束ねて出荷される。
【写真】前田牧場の前田さんとの付き合いは2006年の十和田湖撮影の時からから続いている。
【写真】ツキノワグマが現れた。フライパンを叩くと背後の藪に逃げていった。手前の白いのはエンジン。
十和田湖の外輪山を越えたさきに熊取平とよばれる場所がある。標高500mの高原にある開拓地だ。
八戸をでて2時間はしり11時。熊取平の芝養成地に到着。昨年の秋と同様に、津軽芝生の三上さん先頭に職人さんらが圃場で作業されていた。懐かしい面々との再開。交わす会話。短い時間ではあるがお互いの近況から今日までを思いやり、ときの移ろいに感じ入る。良い時間だった。
津軽芝生のボス三上さんのご厚意で、この夏もまたこの芝養成地をベースとして活用させもうことができた。去年の秋もこの場所を十和田湖撮影のベースとして活用させてもらったのだが、結局、一番力を入れて撮ったのは熊取平だった。熊取平の事は全く知らなかったが、私見ではあるが、十和田の紅葉が日本が誇る正統派な紅葉だとしたら、熊取平も全く引けを取らない。むしろこちらの方が、驚きやこの先はどうなってんだ感は大きかった。
熊取平はその名の通り、熊が本当に多い。ツキノワグマだ。現場に到着し、あれこれしていると100m向こうに大人の熊が現れた。フライパンをスプーンで叩くと、おののき、藪に逃げていった。そんな場所である。
2016年の熊による殺傷事件で有名になってしまった場所ではあるが、戦前、戦後と入植者が切り開いた開拓者の土地である。熊取平のベースもかつては草地として牧場主が管理していたところだ。
芝養成地の端っこに愛車の白熊を止め居場所を確保した。この場所で寝起きし、離発着する。その背後には1本の開拓道路が走っている。熊取平に用がある人はみなこの道を通る。そんなわけで、ここにいると関係者とは居ながらにして挨拶がすんでしまう。愛車の白熊は特徴のある車だけにみんな覚えていてくれて、良い感じにことが運んでいる。さあ、熊取平どんなドラマが始まるか。楽しみだ!
Have a nice day !!!
—————————————
★「そら手ぬぐい」で応援しよう!★
飛んで撮ってシェアし続ける。
この活動を続けるために、手ぬぐいを作りました。手ぬぐいに描かれたイラストは多胡描き下ろしの旅の記録です。
多胡の活動は自己資金とサポーターの皆さんの協力で成り立っています。Read more…
—————————————
たごてるよしwebsite
—————————————
Comentários