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【山形・最上川】一発飛んだら見えてきた


【写真】最上川と戸沢村蔵岡集落

【写真】蔵岡ベースで風をみている



夕方、最上川のテストフライトが完了した。この数日の飛べないウップンが晴れるとはこのことか。20分程度のフライトだが、戸沢村の空間を知ることができ、本番への不安要素が一つ減った。地上の風は穏やかだが100mもあげると山を乗りこえた西風がドンと入り、空間は波打っていた。まるで波打ち際でのる浮き輪のようにパラは風にもてあそばれていた。


最上峡上空へさしかかると北に鳥海山、南に月山がハッキリと見えた。この二つの山は弧を描くように山で繋がっていた。その内側には庄内平野が広がっている。弧を描く山々は出羽山地といわれ、山形県を内陸側と日本海側とで分断している様がみえてきた。内陸から流れ出た最上川は、出羽山地の僅かな隙間を流れぬけている。川幅が一番狭まったところを最上峡いい、どうやらそこを風も吹き抜けているようだ。狭まったところを収束帯といい、ともに流速が速く出るものだ。テストフライトはこの風に翻弄されているようだった。


本番に備えたい。明日飛べるといいのだが気圧配置は部妙だ。ゴールデンウィークからバチッと決まらない天気が続いているが、今年の春は日本全国荒れ模様が続く。こんな春もあるのだろう。きっと天気に翻弄されているのはここだけではなかろう。日本全国田植えの季節にはいる。雨がふっても田植はおこなうが、風が吹くと水のレベルが変わり植えにくくもなり、また流される苗もでる。皆さまにとって過ごしやすき日々になりますよう。


Have a nice day !!!



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