(写真 三上さんの芝生産地。ここから飛び十和田湖をやる。出荷を向かえた地面から切り取られまとめられる。)
2020年10月26日
秋田県鹿角市熊取平
南西2m/s 上空南西10m/s 4度
熊取平のベースに到着。山道を80キロはしって22時。道中も現在いる場所も暗闇で何も見えない。分かるのは風に運ばれてくるタイ肥の臭いぐらいだ(結構好きなんだこれが。子どもの頃、鶏を10年ぐらい飼ってたしな)。この場所は三上さんが手がける芝生の生産地のはず。しかし広大な闇で右も左も不明。車を止めるにもその姿勢すら分からない。面白いね。とにかく、走ってきて良かったわ。これで明日の朝の光と風を確認できる。白浜にいてたらそれはない。雲泥の差だぜ。自分を丸にして、寝袋に潜りこむ。
4時起床。闇夜に浮かぶ月。その前を通過する雲が速い。「フライトは無いな」と気持ちの張りを解く。6時、日の出。光がさしこみ、暗闇からの解放。自分を包み込む空間をどんどんと見せてくれる。「なんということだろうか! たった4日、山を離れただけなのに......。」ベース周辺は紅葉で燃えていた。紅葉は八甲田の700m地帯から500mへと確実に降りてきている。そしてここいらはポコポコとした山が多いからだろう。山の陰には霞がかかっている。霞越しの赤い紅葉。魅せてくれるわ! 八甲田はとにかく風が強い。霞なんてもんは吹っ飛ばされ見ることもなかったわ。いいね!
やっぱり、動くと始まるね。誰もいない広大な芝部生産地。その広さはまだ確認できていないが、ゴルフコースを何レーンも重ねたかのような広さだ(ゴルフはやらんけどな)。そして切り取られ束ねられた芝がブロックのように積んである。「ああ、これってホームセンターで毎年買っている芝と同じやん!」て一人で嬉しくなる。まあ、考えてみればその通りなんだけれどさ。百聞は一見にしかずだな。「一面の芝地をつくって、カットして出荷する。こうやって芝はつくるんだね」て、ニヤケルにやけるニヤケル。「芝ってのはホームセンターによって随分と差があるんだね」ぐらいしか俺は知識はなかったよ。それにしてもここの芝は分厚い。「こりゃ、三上さんから色々聞かなくちゃ!」
やっぱ、動くと始まるね。動かんとはじまらん。俺はマグロだしな、動かな腐るでホンマニ! 飛べ~!!!
Have a nice day !!!
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