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【地平線会議】宙から見たマッケンジー河



宙(そら)から見たマッケンジー河(イラスト:長野亮之助氏)

2003年11月28日 18:30~21:00 新宿榎町地域センター ¥500  


「僕にとって、上空は“聖地”かなあ」と言うのは、“天地を結ぶ空撮作家”の多胡光純(てるよし)さん。カナダの大河に魅せられてカヌーの旅をくり返すうちに芽生えた、「この河を宙(そら)から見たい」という思い。

その夢をかなえたのは、モーター・パラグライダーでした。9ヶ月の特訓を経て、今年6月から約3ヶ月間、カヌーと新兵器を駆使してマッケンジー河空撮に挑戦。ままならぬ風の流れや、大気の「脈」にほんろうされつつも、鳥の目でしか見ることのできない、大河の顔と出会います。ヒトの視線に気付かず、ケモノ道を歩くムースの姿には、秘密をのぞいたような感動を。先住民から銃を渡され、空からの狩りを依頼されたことも。

デジタル一眼レフカメラ、キヤノンEOS-1Dsで捉えた空からの風景は、大河に生きる人々とのコミュニケーションに新たな刺激を与えます。今回の旅ではマッケンジー全流の8割、1400kmを漕破し、90回近いフライトを記録した多胡さん。今月は多胡さんの目に映った自然の絵巻物を本邦初公開して頂きます。



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