(写真 着陸後、反省の弁を語り、教訓に落とし込む俺)
2020年10月22日
青森県十和田市
湯ノ台
今朝、ダメ元で飛んでみた。ワンカットでいいからブナの森をもっと緩やかにローパスしたい。
こうゆうことやってると、怪我をするだけだと分かってはいたのだが。気圧配置的には崩れて雨の降る直前。一度、離陸を試みるが離陸距離が足りず急停止。これがフライト断念を促すサインだったのだろうな。そして二度目で飛び上がってはみたものの……。足が地から離れるとすぐにダメなことが分かった。上空はすでに次の低気圧に支配されていた。パラのコントロールに翻弄され、何もできない。前にも進まない。風速10m/s以上だ。怪我をせずにおりることだけに集中した。そして案の定、地面すれすれでパラは大きくバランスを崩す。なんとか持ちこたえ着陸。少々右脹ら脛を痛めた。(その後10日ほどたつが、いまだ右足の小指から踵にかけて足は冷えて固まり困っている。行きつけの樫内鍼灸医院の吉見先生に相談し、マッサージしているものの。)
八甲田の撮影行を閉じた。いつものことなのだが、この瞬間はブルーである。終わった高揚感はない。もっと飛べたのではないか……。あの谷間にはいって行きたかった……。ブナの上をもっと柔らかく飛びたかった……。と、この時の俺はかなりダサイ。天気図を見ても次のフライトが成立する頃には紅葉はない。場所をうつし、次の紅葉を飛ばなくてはいけない。それは分かりきっているのにだ。まあ、撮り手ってのはそうゆうものなんだぜ! なので、ロケアップしたらその場に留まることなく、とっとと移動して飛べない状況にしてしまう。それが一番だと知っている。昔は祝杯をやり、強引に翌朝飛べない状況にしていた。しかし、酒は止めたので移動。移動が一番。八戸の仲間の元へ向かった。
Have a nice day !!!
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